シミや皮膚再生に関わる、皮膚の基底層

基底層の役割や働き、シミや皮膚再生に関わることなどを分かりやすく紹介します。

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目次
  • 表皮の一番奥に位置する「基底層」
  • 基底層の役割
  • 傷が消えにくくなるのは、ターンオーバーの遅れが原因のひとつ
  • シミができやすくなるのは、基底膜の衰えが原因のひとつ
  • ターンオーバーサイクルを高める
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表皮の一番奥に位置する「基底層」

表皮は大きく「角質層」と「基底層」に分けることができます。

表皮の構造

表皮の一番奥に位置しているのが基底層です。基底層では表皮細胞が毎日生成されており、肌の新陳代謝(ターンオーバー)とともに徐々に上へ押し上げられていきます。

基底層の役割

基底層の役割は大きく2つあります。

  • 新しい表皮細胞を生み出す肌の生成工場。 (肌の若返り)
  • メラニン色素を生成し、紫外線ダメージから真皮や皮下組織を保護する。

新しい表皮細胞を生み出す肌の生成工場

ヒトの皮膚は毎日若返りを繰り返しています。

そのサイクルはターンオーバーサイクルと呼ばれ、おおよそ28日周期で肌が新しく入れ替わっています。

肌の新陳代謝(ターンオーバー)
① 基底層で表皮を構成する角化細胞(ケラチノサイト)が誕生する。
② およそ14日かけて角質層に到達する。 (角質細胞へ変化)
③ およそ14日かけて皮膚からはがれ落ちる。 (計28日周期)

メラニン色素を生成し、紫外線ダメージから真皮や皮下組織を保護する

基底層には、メラニン色素を生成するメラノサイトという色素細胞があります。

メラノサイト

ヒトの肌が日光を浴びて黒く変色するのはメラニン色素が生成されている証拠であり、メラニン色素のカーテン効果によって基底層よりも下に分布する真皮や皮下組織を、紫外線ダメージから守っています

傷が消えにくくなるのは、ターンオーバーの遅れが原因のひとつ

肌に切り傷ができても、日数を置けばターンオーバーによって肌の傷は修復されます。(新しい細胞に入れ替わる)

ところが加齢やストレスなどが原因でターンオーバーサイクルが遅れると、傷がなかなか治らないなどの肌トラブルに見舞われてしまいます。特にターンオーバーサイクルは加齢により徐々に遅くなっていくので、若い頃よりも傷は消えにくくなります。 (40代では40日以上掛かることも)

また、基底層よりも下まで傷が及んでしまうと、当然のことながらターンオーバーが行われていないために傷が一生残り続けてしまうので注意が必要です。

刺青が消えずに残り続けるのも、刺青の顔料が真皮にまで到達しているためです。

肌トラブル

シミができやすくなるのは、基底膜の衰えが原因のひとつ

シミが増える原因のひとつに、基底膜の衰えがあります。

通常メラニン色素は基底層で生成されますが、基底膜によって全体が支えられているために真皮にまで及ぶことはありません。基底層で生成されたメラニン色素もまた、ターンオーバーサイクルにより徐々に体外に排出されます。

ところが加齢などにより基底膜の支える力が弱まると、メラニン色素が真皮にまで落下してしまうことがあります。

これがシミの原因のひとつです。

ターンオーバーサイクルを高める

メラニン色素によるシミを防ぐには、出来る限りターンオーバーサイクルを高めてすばやくメラニン色素を体外に排出するよう促すことが大切になります。

ターンオーバーサイクルを高めるには、きちんと食事を摂って基底層に栄養を届け、毎日6時間以上の睡眠を確保し、ストレスをできるだけ溜めないことなどが重要です。

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めんどくさがり屋な性格の管理人。コタツでぬくぬくするのが好きです。

美容のことを勉強していますが、底が深すぎて浅瀬にしか到達できない。特にスキンケアの世界は非常に奥が深い。

生活家電レビューとかもやってます。

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