水分を多く摂っても、乾燥肌対策にならないのはナゼ?

乾燥肌には水分摂取が効果的なように思いがちですが、この考え方は少し間違っているので注意しましょう。

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目次
  • 乾燥肌とは、どういう状態?
  • 水を多く飲んでも、乾燥肌は改善されない!?
  • 美肌を保つ正しい水分摂取の方法
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乾燥肌とは、どういう状態?

乾燥肌とは、皮膚内部の水分量が低下している状態をいいます。

皮膚内部の水分

通常、健康的な人の肌(角質層)には約20~30%の水分が含まれていますが、この値が20%を下回ってしまう状態を一般に「乾燥肌」と呼んでいます。乾燥肌になる原因は様々ですが、皮脂分泌量が減ることで引き起こされる乾皮症、冬場の空気が乾燥することでカサつく乾燥性敏感肌、加齢による保湿力の低下を原因とする加齢性乾燥肌などがあります。

乾燥肌の症状

  • 肌がカサカサする。
  • 肌にヒビ割れや部分的なシワがある。
  • 肌が痒(かゆ)い。
  • 肌がピリピリと痛んだり、衣類がチクチクして不快感を覚える。
  • 皮膚から白い粉のようなものが吹き出ている。

こんな症状に悩まされている人は、乾燥肌の状態にあるかもしれません。

痛み

水を多く飲んでも、乾燥肌は改善されない!?

乾燥肌は皮膚内部の水分量が低下している状態なので、

水分を多めに摂れば乾燥肌が治るんじゃない?」 と思いがちですが、この考え方は少し間違っています。

水を飲む女性

肌内部の保湿物質が減っている状態で水分摂取しても、肌には定着しない

肌内部がみずみずしく潤うのは、セラミドなどの細胞間脂質が水分を吸着して、水分を肌内部に留めようとしてくれているからです。

細胞間脂質

レンガのように積み上がった角質細胞のすき間を埋めているのが、細胞間脂質です。細胞間脂質はいわばレンガを埋めるセメントのような役割を担っている物質で、角質層を安定させる・外部刺激から皮膚を守る・高い保湿力で水分の蒸発を防ぐなどの働きがあります。

細胞間脂質は加齢とともに徐々に失われていくため、年齢を重ねるごとに肌の水分保湿力は低下していきます。40代以降に乾燥肌が増えるのはこのためです。

水分を肌に留める力そのものが弱まっている状態なので、そんな状態で水分補給をしても肌には定着せず、体内に吸収または体外に蒸発していってしまいます。

スカスカのレンガの間を、水がどぼどぼと流れていく状態を想像したら、分かりやすいかもしれません。

古いレンガ

むしろ水分の摂り過ぎは、肌の代謝を低下させる

乾燥肌がひどいから水分を多く摂取しても、保湿の観点からはあまり意味がないことが分かったと思います。むしろ、水分の摂り過ぎは肌の代謝を低下させるのでオススメしません。

多く摂りすぎた水分は尿で排出されるので、水分を摂れば摂るほどトイレの回数が増えます。肌の水分保湿力は上がることなく、尿だけが増えます。水分を多く摂れば当然、胃や腸・腎臓などの機能を酷使することになります。

人間の排出能力には限界があるので、体内で処理し切れなくなった水分は「むくみ」となって体に現れます。(顔全体が腫れる・まぶたが腫れるなど)

むくみで皮下にたまった水分を排出するために肌の代謝エネルギーが使われてしまうため、結果として代謝力の低下に繋がるのです。

水

美肌を保つ正しい水分摂取の方法

人体の70%は水分で構成されているように、水は人間にとって必要不可欠な物質です。美肌を保つための正しい水分摂取の方法について学びましょう。

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管理人

めんどくさがり屋な性格の管理人。コタツでぬくぬくするのが好きです。

美容のことを勉強していますが、底が深すぎて浅瀬にしか到達できない。特にスキンケアの世界は非常に奥が深い。

生活家電レビューとかもやってます。

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