UVカット加工された日傘の種類、選び方

「紫外線を防ぐこと」を目的とするのであれば、「UVカット率」に着目すればよく、「日陰を作り出して涼しさを体感すること」も要求するのであれば、「遮光率」も気に掛ける必要があります。

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目次
  • 日傘を差す目的
  • UVカット加工 (吸収と反射)
  • 日傘を選ぶポイント
  • 日傘を差すときの注意点・マナー
案内

日傘を差す目的

日傘は、直射日光を遮ることで素肌に到達する紫外線量を減らしたり、日陰を作り出して涼しさを体感する目的などで使用されます。夏に日傘を差す女性を見ると涼しさを感じるように、見る側にとっても心理的な効果がありそうですよね。

  • 直射日光が素肌に到達するのを防ぐ、紫外線量を減らす
  • 日陰を作り出すことで温度上昇を抑え、涼しさを体感する
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UVカット加工 (吸収と反射)

紫外線を防ぐUVカット加工には、一般に吸収と反射の2通りがあります。これは日焼け止めの場合も同じで、日焼け止めにも紫外線防止成分として紫外線吸収剤紫外線散乱剤が用いられています。

吸収

日傘の製造過程で紫外線吸収剤を含ませたり、外側からコーティング加工するこによって紫外線を吸収してくれるUVカット加工を施します。吸収された紫外線は、熱など別のエネルギーに変換されます。外側からコーティング加工した場合では、生地表面のコーティング剤が次第にはがれていくので、年数による劣化が早い傾向にあります。

反射

紫外線を吸収するのではなく、別の方向へ乱反射させるのが紫外線散乱剤です。鏡のように光の反射を利用するシルバーコーティングがその例です。

シルバーコーティング

シルバーコーティングに関しては、2点ほど注意してほしいポイントがあります。

1点目は、内側にシルバーコーティングがされている日傘の場合です。日光や紫外線は、頭上から照射されるだけではなく、地面の照り返しによって下からも侵入してきます。下から侵入してきた紫外線は、内側のシルバーコーティングによってさらに反射が起こります。その場合、傘特有の円形表面が光を中心(顔面)に集めてしまい、結果として顔に当たる紫外線量を増やしてしまう効果があります。

日光・紫外線 地面からの照り返し

2点目は、外側のシルバーコーティングによって反射された光の行き先についてです。シルバーコーティングによる反射では、自分の日傘が光を反射させるミラーボールのような役割を果たし、光を様々な方向に散乱させます。これは、キラキラ光る日傘が歩いているようなもので、他の人からすれば迷惑になってしまう可能性があります。

反射性能の高い日傘は、使う場所を選ぶ配慮が必要になってくるかもしれませんね。

日傘を選ぶポイント

日傘を選ぶポイントとしては、どれだけ紫外線(UV)を防いでくれる効果が見込めるのか、などがあります。日傘の性能に関しては、メーカーによって「UVカット率99%」や「遮光率99%」などの数値表記がされています。

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UVカット率と遮光率

日傘を選んでいるときに良く目にするのが「UVカット率99%」や「遮光率99%」といった数値表記です。「UVカット率」とは、紫外線のみを遮蔽する性能を数値化したものです。「遮光率」とは、光そのものを遮蔽する性能を数値化したものです。

冒頭の「日傘を差す目的」でも触れましたが、日傘を差す目的には、「紫外線を防ぐこと」「日陰を作り出して涼しさを体感すること」の2つの目的があります。「紫外線を防ぐこと」を目的とするのであれば、「UVカット率」に着目すればよく、「日陰を作り出して涼しさを体感すること」も要求するのであれば、「遮光率」も気に掛ける必要があります。

「UVカット率99%」と書かれているような商品であっても、日光を完全に遮ってくれる訳ではなく、手をかざして確認してみると光が漏れているものもあります。日光も完全に遮断しなくとも、UV(紫外線)のみを防ぐ加工が可能であるからです。

日傘の内部に漏れる日光が気になる、日除けとしての効果を最大限に期待したいのであれば、完全遮光100%の日傘もあるので、そちらを選べば「遮光」に対する高い効果を見込めます。

UPF値

日傘の中には「UPF50+」というような表記がされているものもあります。UPF(UltraViolet Protection Factor)は、紫外線保護指数という規格で、紫外線被害の深刻なオーストラリア・ニュージーランドで定められました。表記の最大値は「50+」です。

紫外線保護指数
UPF 15-24 良い
UPF 25-39 とても良い
UPF 40-50+ 優秀である

色による影響

一般に、黒色の生地は光を吸収し、白色の生地は光を反射する性質があります。また、紫外線に関しては白色の生地の方が透過しやすいとされています。ただし、UVカット加工がされた日傘であれば、あまり色による影響はないようです。内側の生地については、光を反射しやすい白色やシルバーコーティングされたものは控えた方が良いです。

また、黒色や紺色などの暗い色は、紫外線を吸収して熱を発生させるので、生地の温度が上昇しやすい性質もあります。

外側 UVカット加工がされている日傘であれば、どの色を選んでもOK
内側 白色やシルバーコーティングされたものは、照り返しの光を顔に集めてしまうので好ましくない

素材による影響

素材に関してはポリエステル製のものが主流です。ポリエステル製であれば、UVカット加工なしでも紫外線を90%カットしてくれるといいます。ポリエステルの他には麻、綿などの素材があります。

また、生地が厚いほうが紫外線の遮蔽効果が上がります。

まとめ

  • 日除けとしての効果を最大限に期待したいのであれば、完全遮光100%の日傘を選ぶ
  • UVカット加工がされている日傘であれば、どの色を選んでもOK (外側)
  • 白色やシルバーコーティングされたものは、照り返しの光を顔に集めてしまうので好ましくない (内側)
  • ポリエステル製であれば、UVカット加工なしでも紫外線を90%カットしてくれる
  • 生地は厚い方が遮蔽効果が上がる

日傘を差すときの注意点・マナー

日傘を差すときには、他の人の迷惑にならないようにマナーを守りたいです。日傘を差す際の、気を付けたいポイントやマナーなどを挙げたいと思います。

日傘の女性
  • 外側がシルバーコーティングされたものは日光を反射しやすく、他の人に光を散乱させてしまう恐れがある。
  • 視界に注意する。下を向いていたりすると他の人に日傘をぶつけてしまう。
  • 人混みを歩くときには邪魔になりやすいので配慮が必要です。
  • 観客席で日傘を差すと、後ろの人の視界を遮ることになり、非常に迷惑です。スポーツ観戦やお子様の運動会の時など、注意してください。
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管理人

めんどくさがり屋な性格の管理人。コタツでぬくぬくするのが好きです。

美容のことを勉強していますが、底が深すぎて浅瀬にしか到達できない。特にスキンケアの世界は非常に奥が深い。

生活家電レビューとかもやってます。

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