脂性肌、顔の皮脂テカリを抑える方法

皮脂は多すぎても少なすぎても肌トラブルに見舞われるため、皮脂コントロールによってバランスを保つことが重要になってきます。

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目次
  • 皮脂テカリが起こる原因
  • 皮脂の過剰分泌を抑えよう
  • 脂性肌用の洗顔料、化粧水
  • 皮脂コントロールはバランスが大事
案内

皮脂テカリが起こる原因

ファンデーションが浮いてしまう、せっかくのメイクが化粧崩れしてしまう、おでこや鼻の皮脂テカリがすごくて困っているなど、顔の皮脂テカリが気になる方へ、その原因と対処法を紹介したいと思います。

人間の皮膚には皮脂を分泌する皮脂線と呼ばれる器官があり、皮脂線から皮脂が分泌されて肌表面にテカりの原因である皮脂膜を形成します。皮脂腺は毛穴のそばに分布しており、顔や体の部位によって皮脂腺の数が異なります。

皮脂膜

顔のテカりの原因となっている皮脂腺は、本来であれば細菌やアレルギー物質、ハウスダストなどの化学物質から私たちの体を守ってくれるバリアの役割があります(皮脂膜バリア)。また、皮膚内部の水分蒸発を防いで肌に潤いをもたらす保湿クリームとしての役割も担っています。

このように、皮脂そのものは私たちの健康維持にとって歓迎すべきものなのですが、ホルモンバランスの乱れや動物性脂肪の多い食事、睡眠不足やストレスなど、様々な要因によって皮脂分泌量が増えてしまうと、テカテカと目立つ皮脂テカリが発生してしまうのです。

困った女性

皮脂線の多い場所

皮脂腺は、体の部位によってその数に違いがみられます。皮脂腺の多い場所には、以下の場所があります。

  • おでこやTゾーン
  • 鼻の頭
  • 頬(ほお)
  • 脇の下

顔には皮脂腺が集中しています。おでこやTゾーン、鼻の頭、頬(ほお)などは特に皮脂腺の多い場所として知られています。

顔に化粧崩れが起こってしまうのは、この皮脂腺から分泌される皮脂のためです。特に夏場には体温調節のために汗腺が刺激され、汗が大量に噴き出すため、皮脂と混ざり合って余計に化粧崩れの起こりやすい環境が生まれてしまいます。

Tゾーン

皮脂の過剰分泌を抑えよう

皮脂テカリを抑えるには、過剰に分泌される皮脂を抑える生活習慣を心掛けることが一番の近道です。思春期や生理期におけるホルモンバランスの乱れに関しては、人間の生理現象によるものなので仕方がない部分もありますが、生活習慣など他の原因に関しては、心掛けることで予防できる項目が多いかと思います。

皮脂が過剰分泌される原因

  • 動物性脂肪の多い食事
  • 過剰なストレス
  • ホルモンバランスの乱れ(思春期、生理期)
  • 遺伝的な要因

動物性脂肪の多い食事

牛肉・豚肉など脂肪分の多い肉類、マーガリンなどの動物性脂肪の摂り過ぎには十分注意するようにしましょう。また、レバーやうなぎなどの食品に多く含まれるビタミンB2には、脂質代謝を助けて皮脂分泌を抑えてくれる作用があります。

  • 動物性脂肪の摂り過ぎに注意する (鶏肉のササミ部分は脂肪分が少なめ)
  • ビタミンの多い緑黄色野菜やフルーツを積極的に摂取
  • 納豆、豆腐、大豆などの豆類は、基礎代謝を高めてくれる食品
  • レバー、うなぎなどに多く含まれるビタミンB2は、脂質代謝を助けて皮脂分泌を抑えてくれる
納豆、豆腐

過剰なストレス

過労や仕事上のストレス、過度に蓄積されたストレスは、テストステロンといった男性ホルモンの分泌量を増やしてしまう原因になります。テストステロンは皮脂腺に作用し、皮脂分泌を促すとされるホルモンの一種です。現代は過剰なストレス社会ですが、上手くリフレッシュできる循環を作れるように心掛けましょう。特にストレスは目に見えない内に体内に蓄積されていくため、日頃からのストレスケアが大切になってきます。

ホルモンバランスの乱れ(思春期、生理期)

思春期には、第二次性徴によって男性ホルモンのアンドロゲンの分泌が活発化します。アンドロゲンは皮脂腺に作用して皮脂分泌を促すため、皮脂腺の多いおでこやTゾーンなどが皮脂テカリを起こしたり、毛穴が皮脂で詰まってニキビができてしまいます(思春期ニキビ)。

また、生理期には、黄体ホルモンと呼ばれる女性ホルモンの分泌が増加します。黄体ホルモンは、排卵後の黄体期にその分泌量を増し、皮脂腺を刺激して皮脂分泌を促すとされています。生理期にニキビができやすくなるのはこのためです。

質問

遺伝的な要因

遺伝的に皮脂腺の働きが活発であったり、皮脂腺そのもの数が多い場合、皮脂分泌による顔の皮脂テカリが目立ったり、手が油分でしっとり濡れるなど、体全身で皮脂分泌が多くなることがあります。

脂性肌用の洗顔料、化粧水

皮脂を抑えたり、皮脂による毛穴の詰まりを防ぐには、洗顔の際に使用する洗顔料や化粧水を適切に選ぶことが大切です。遺伝体質的に皮脂分泌の多い脂性肌(オイリー肌)の人も居るため、脂性肌専用の洗顔料や化粧水が販売されています。また、皮脂分泌をコントロールする収れん化粧水という製品もあります。収れん化粧水は毛穴を引き締め、さっぱりとした爽快感を得られる化粧水として人気があります。

脂性肌用の洗顔料

脂性肌の人に専用の洗顔料があります。脂性肌は遺伝体質的に皮膚の皮脂分泌量が多い人であったり、代謝の落ちる中年男性に増えたりもします。脂性肌用の洗顔料は皮脂汚れを落とす作用が高く、洗顔後のさっぱりとした仕上がりが魅力です。また、毛穴の汚れをしっかり取り除くスクラブ粒子が配合された洗顔料なども人気があります。

脂性肌用の化粧水

肌に保湿や潤いを与えてくれるとともに、外出時の皮脂テカりを抑えて、長時間サラサラの肌を保ってくれるのが脂性肌用の化粧水です。化粧崩れに悩まされているのなら、まずは化粧水から。

収れん化粧水

収れん化粧水とは、毛穴の緩みを引き締める作用のある化粧水のことです。開いてしまった毛穴をしっかり閉じることで皮膚の血行を整え、保湿効果を高めるとともに皮脂分泌をコントロールしてくれます。アルコール分が多く爽快感が得られるため、特に夏場に需要が高まります。

皮脂コントロールはバランスが大事

皮脂分泌は人間の生理現象です。肌から皮脂が分泌されるのには理由があり、皮脂分泌によって肌表面に皮脂膜バリアを形成し、細菌などの外部脅威から肌や体を守っています。ただ、本章のように多すぎる皮脂は、化粧崩れや顔の皮脂テカリを引き起こす面倒なトラブルです。皮脂は多すぎても少なすぎても肌トラブルに見舞われるため、皮脂コントロールによってバランスを保つことが重要になってきます。

顔ニキビ

多すぎる皮脂は、ニキビや吹き出物の原因に

ニキビができる原因に、皮脂の過剰分泌があります。毛穴のそばの皮脂腺から皮脂が分泌され、それが毛穴を塞いで角栓を形成します。この角栓に、皮脂を好物とするアクネ菌といった常在菌が繁殖することで、炎症やニキビ、吹き出物などの肌トラブルを引き起こします。

少なすぎる皮脂は、乾燥肌や敏感肌の原因に

皮脂には本来、細菌などの外部脅威から肌や体を守ってくたり、天然の保湿クリームの代わりになって皮膚から水分が蒸発してしまうのを防いでくれる役割があります。過剰な洗顔によって、皮脂や皮脂形成に必要な皮膚常在菌の数が減らされてしまったり、加齢により皮脂分泌そのものが減少してしまうと、皮脂膜バリアの力が弱まり、乾燥肌や敏感肌の原因になってしまいます。

多すぎる皮脂は、化粧崩れや皮脂テカリの原因となる嫌なものですが、皮脂が分泌されるのにはきちんとした理由があるため、どちらかといえば皮脂減少による乾燥肌や敏感肌の方が厄介だと思います。皮脂を抑えることは、身だしなみや対人交流の上で大切なことですが、バランスを崩してしまわないように気を付けましょう。

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管理人

めんどくさがり屋な性格の管理人。コタツでぬくぬくするのが好きです。

美容のことを勉強していますが、底が深すぎて浅瀬にしか到達できない。特にスキンケアの世界は非常に奥が深い。

生活家電レビューとかもやってます。

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