肌の潤いを保つ、角質層の保湿物質(3つ)

肌の潤いを保つにはどうすればいいのか? 保湿力を高めるにはどうすればいいのか? 角質層の仕組みを知ることで答えが見えてきます。

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目次
  • 肌の潤い、保湿力を高めるには?
  • 角質層とは (おさらい)
  • 角質層の役割
  • 角質層の保湿物質 (3つ)
  • 保湿力を高める最大のカギは、細胞間脂質(セラミドほか)
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肌の潤い、保湿力を高めるには?

最近肌が乾燥してガサガサする、潤いがない、保湿力が落ちたなど、保湿トラブルに悩まされている人も多いかと思います。特に気温が下がる秋~冬にかけての季節や、年齢を重ねることでも肌の潤いは失われていきます。では、保湿力を高めるにはどうすれば良いのか?

そのカギは表皮の角質層にあります。

角質層とは (おさらい)

表皮の一番外側にあるのが角質層です。

表皮の構造

基底層で作られた表皮細胞がターンオーバーによって徐々に上に押し上げられていき、やがて表皮細胞が死んで角質細胞に変化し、それが積み重なることで角質層が形成されます。(約20層ほど)

角質層の役割

角質層の役割は主に2つあります。

角質層の役割
  • 外部刺激から皮膚を直接守ってくれる。
  • 皮膚内部の水分が蒸発してしまうのを内側からブロックしてくれる。(バリア機能

肌の潤いや保湿に関係しているのが、「2.」の皮膚内部の水分蒸発を防ぐバリア機能になります。

また角質層内部には、保湿力キープに欠かせない保湿物質と呼ばれるものがあります。

角質層の保湿物質 (3つ)

角質層の保湿物質には、主に以下の3つがあります。

  • 細胞間脂質(セラミドほか)
  • 天然保湿因子(NMF)
  • 皮脂

初心者にも分かりやすく、それぞれ簡単に紹介していきましょう。

1. 細胞間脂質(セラミドほか)

細胞間脂質とは、角質細胞同士の隙間を埋めている脂質のことです。

細胞間脂質

レンガのように積み重なった角質細胞が崩れないよう、隙間を埋めて安定させているセメントのような役割を果たしていると考えると、イメージがしやすいかと思います。

レンガのすき間がスカスカだと、外部刺激に対する抵抗力が落ちて敏感肌になったり、肌内部の水分が過剰に蒸発してしまいガサガサの乾燥肌になってしまいます。

細胞間脂質でしっかり補強された角質層は、皮膚を保護するバリケードのような存在です。

2. 天然保湿因子(NMF)

天然保湿因子(NMF)とは、角質細胞内の保湿力を保っている物質です。

天然保湿因子(NMF)

天然保湿因子は「Natural Moisturizing Factor」と呼ばれ、一般にNMFと略されます。

ケラチンという物質もまた、NMFと同様に角質細胞内の保湿力を保っています。

3. 皮脂

皮脂線から分泌された皮脂が角質層表面に皮脂膜を形成することで、細菌やアレルギー物質などから私たちの体を守ってくれます。

皮脂膜

皮脂はテカりの元になる嫌われ者ですが、外部刺激から体を保護するバリア機能や、皮膚内部の水分蒸発を防ぐ保湿機能がある大切な物質です。

保湿力を高める最大のカギは、細胞間脂質(セラミドほか)

これら保湿物質の中でも特に重要なのが、細胞間脂質(セラミドほか)です。

というのも、細胞間脂質・天然保湿因子・皮脂などの保湿物質が肌に与える水分保湿力には大きな差があり、細胞間脂質は80%以上、天然保湿因子は16%程度、皮脂は3%程度とかなりの差があります。

角質層の潤いを効率的に高めるには、セラミドなどの細胞間脂質を補うことが大切になってくるのです。

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めんどくさがり屋な性格の管理人。コタツでぬくぬくするのが好きです。

美容のことを勉強していますが、底が深すぎて浅瀬にしか到達できない。特にスキンケアの世界は非常に奥が深い。

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