紫外線と色の関係 (服の色、日傘の色)

色と光の関係に関して、一般に黒色は光を吸収し、白色は光を反射する効果があることが知られています。

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目次
  • 色の違いによって、紫外線防止効果に差が生じるのか?
  • スペクトルの基本
  • 黒色は光を吸収し、白色は光を反射する
  • 服の色 (紫外線防止)
  • 日傘の色 (紫外線防止)
案内

色の違いによって、紫外線防止効果に差が生じるのか?

色の違いによって紫外線防止効果に差が生じるのであれば、日差しの強い日には紫外線防止効果のある色を基調に服を選ぶなど、何気ない服のコーディネートにも影響が出てきそうです。

服

スペクトルの基本

スペクトル

光は波長の長さによって様々な波長領域に分けることができます。

波長の短い領域を紫外線領域と呼び、反対に波長の長い領域を赤外線領域と呼びます。

紫外線領域と赤外線領域は、人間の目には見えない領域です。これら人間の目には見えない紫外線領域と赤外線領域を除いた領域、つまり私たちが普段目にしている世界を可視領域と呼んでいます。

光の色は透明または白に近いものですが、これは可視領域の中の様々な色が混ざり合っているために、透明または白に近い色に見えています。

黒色は光を吸収し、白色は光を反射する

色と光の関係に関して、一般に黒色は光を吸収し、白色は光を反射する効果があることが知られています。

光のスペクトルは波長によって様々な色に分類することができます。黒色の物質はこれら光のスペクトルを全て吸収してしまうために光の反射が起こらず、黒く見えます。反対に、白色の物質は光のスペクトルをほとんど反射してしまうために、全ての色が混じり合った「白」として人の目には見えるのです。

加法混合

色が混ざり合うと、白に近づく。

黒色が熱を帯びる理由

黒い洋服を着ていると、ジワァっとした熱を洋服から感じるかと思います。これは、黒色の生地が紫外線などの日光を吸収し、それが熱エネルギーに変換されるからです。黒色の生地は熱をため込み、温度を上昇させる性質があります。

服 黒

それとは反対に、日光を反射する白色の生地は日光の吸収が起こりにくく、生地の温度上昇への影響は限定的といえます。

服の色 (紫外線防止)

黒色の生地は紫外線などの日光を吸収し、反対に白色の生地は日光を反射する性質があります。

紫外線に関しては、白色の生地は黒色よりも紫外線を透過しやすいといわれています。

黒色は熱を帯びやすいので、夏場に黒系の洋服を着るのは暑苦しさを感じてしまうかもしれませんが、紫外線防止の観点から言うと、黒色や紺色などの暗めの色を選んだほうが良いということになります。

紫外線対策 黒色や紺色などの暗めの色を選んだほうが良い。
暑さ対策 白色などの明るめの色を選んだほうが良い。
色

日傘の色 (紫外線防止)

紫外線から肌を守る日傘。色との相性に関しては、日傘の外側と内側に分けて考えることができます。

日傘 矢印

外側

一般に、黒色の生地は日光を吸収し、熱を発生させやすい性質があります。白色の生地は日光を反射するので熱の発生は起こりにくいですが、黒色よりも紫外線を透過しやすく、VUカット効果としては黒色に劣ります。

ただし、UVカット加工がされている日傘であれば、どちらの色を選んでもあまり差はありません。黒色でも白色でも赤色でも青色でも、色は自由に選んで良いということになります。

内側

あまり気に掛けることの少ない内側ですが、内側は白色を避けた方が良いです。日光は頭上からだけではなく、地面の照り返しによっても降り注ぎます。内側が白色だと、この照り返しによる日光を内側で反射させ、日傘の中心、つまり顔に日光を集めてしまうことになります。

日光・紫外線 地面からの照り返し

内側がシルバーコーティングされている日傘も同じで、これも光の反射効果が高いためにおすすめしません。

外側 UVカット加工がされている日傘であれば、どの色を選んでもOK
内側 白色やシルバーコーティングされたものは、照り返しの光を顔に集めてしまうので好ましくない
UVケア (基本)
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管理人

めんどくさがり屋な性格の管理人。コタツでぬくぬくするのが好きです。

美容のことを勉強していますが、底が深すぎて浅瀬にしか到達できない。特にスキンケアの世界は非常に奥が深い。

生活家電レビューとかもやってます。

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